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2007年07月14日

テレビを見て

以前にテレビを見ていたら京都を救った芸舞妓達について放映していました。

明治に東京に都を移してから衰退していく京都を何とかしようとのちに第二代京都府知事となる
槇村正直が、欧米のバレエやオペラのような見世物を日本人の手で開きたいという思いのもと、
注目したのは京都の芸舞妓達だそうです。

そしてのちの京舞井上流三世となる、井上八千代に白羽の矢が立ちました。

当時は花街で伝わるお座敷芸は閉ざされた空間で演じられるもの。
大舞台で踊る伝統がなかったので随分悩んだとの事。
京都最古のお茶屋一力亭の9代目の助言で伊勢の古市に残る華やかな亀の子おどりを
見に行き、伊勢の芸の華やかさを京舞の洗練された芸と結びつけ、新時代にふさわしい
画期的な踊りを生み出しました。

そして明治5年祇園新橋で初演されたのが「都をどり

それは大ヒットし、京都に経済効果をもたらし、明治に没落した京都を花街の芸で再生させました。


明治の京の人達の期待や想いが一心に詰まっているんですね。

締めくくりでは
「激動の時代を生き延び、新しい文化を花開かせた花街の女たち。
女達が懸命に守り、育んだ伝統文化の美しさは今も多くの人の心をとらえている」

都をどりが初演するまでにテレビでは数々の苦悩、流れを紹介していました。
「都をどり」という伝統文化、受け継がれる大事な心を少し勉強できたような気がします。


苦悩して生み出した都をどりのように
何かを生み出す、表現したいと思ってもスタートラインにさえ立てません・・・。

自分は京都で何を感じているんだろうICON36
仕事で京都を掘り下げる事もしているから京都の事を考える機会は多いのですが
自分にとっての京都ってまだ全然見えてこないです・・・。






Posted by Dora at 21:45│Comments(0)
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